トムプロジェクト

2015/08/26
【第724回】

昨日、事務所の下にあるファミリーマートの前で、4人の男女が大きな声で話しながら飲み食いしていました。聞こえてくるのは懐かしきスペイン語、早速「どこから?」やはりスペインからの旅行者でした。おいらも3年ばかり住んでた話をすると、彼らのテンションは一気に上がり周囲の人がびっくりするほど、ほんまにスペイン人は陽気でございます。おいらが、アンダルシアの小さな村サロブレーニャに暮らしていたことで彼らは更にヒートアップ。彼らも、アンダルシアの中でも最も西にあるウエルバから15日のバカンスで日本に来たとのこと。東京、京都、大阪を観光し、今から成田空港に向かい帰国するところでした。美人のセニョリータがおいらに「なんで、又スペインで住まないの?おいでよ...」黒い大きな瞳を輝かせながら言い寄ってきました。スペイン人もお調子ものが多いのだが、日本のラテンとも言うべき博多出身のおいらを見抜いてのお誘いだろう。それにしても、スペイン人のおおらかさは得難いものでございます。国の発展なんぞは何処吹く風、その日一日が楽しく愉快であれば、それでよし。快楽天国を十分に味わい尽くそうという精神見事でございます。最後にセニョリータが、お互いの右の頬をくっつけて、口で「チュッ」と音をたてるキスの挨拶ベシートを要求してきました。いやいや、久しぶりのベシート、すっかり興奮してしまい彼らの写真を撮るのも忘れてしまいました...

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スペインアンダルシア


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