トムプロジェクト

2016/01/20
【第773回】

昨日、NHKBSで長渕剛の100年インタビューを1時間半観てしまった。夜テレビを観ることが少ないおいらにとっては異例のことである。今年の9月に還暦を迎える長渕剛、おいらはほとんど関心がなかった。あんちゃんがかっこつけて絶叫してるんだろうぐらいの評価しかなかったのだが、東日本震災後2011年12月31日のNHK紅白歌合戦での中継での被災地石巻市立小学校での生中継で「ひとつ」を熱唱する長渕剛を観て不覚にも涙した。そこには被災地に何度も足を運び、積極的に支援をしている長渕剛の熱い想いが込められていた。

ひとりぼっちに させてごめんね
もう二度と
離さない 離れない 離したくない

悲しみは どこから やってきて
悲しみは どこへ 行くんだろう
いくら考えても わからないから
僕は悲しみを 抱きしめようと決めた

ひとつになって
ずっといっしょに 共に生きる
ひとつになって

グランドに亡くなった人達の霊に捧げるかのように無数のろうそくの灯火に囲まれ生ギター一本で唱う長渕の姿においらの見方が変わった次第である。このインタビューで何度も語られていたが、幾つになっても、何年経っても、自分の歌の原点は、厳格な父と優しい母と暮らした少年時代の鹿児島の生活であり、苦しい時代に博多のフォーク喫茶「照和」での日々であると言い切っていた。
このインタビューを観ながら、おいらはこう思ったさ...やはり表現する際のマグマは、多感で純粋値が高い少年時代であること。この人の一種カリスマ性を帯びた言動は引くに引けない男の強がりでもあり自分への怖さである。歌という自分の生き甲斐を見つけた男が、様々な人達の感謝の気持ちが社会に何をなすべきかを教え、行動に移した。芸能という職業が、どこか虚飾に塗れた一面があるのだが、ふとしたきっかけで人間の無垢なる魂の存在を見つけることも出来る。
東日本大震災以降、原発反対の立場を鮮明にしている長渕剛さん、貴男の男気と類い希なるエネルギーで、100年後の日本、いや世界が、人に優しく思いやりに結びつく歌を届けてくださいな...

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おいしそうだネ

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