トムプロジェクト

2016/05/20
【第818回】

からっとした気持ちがよい日が続いていますね...昨日はKAKUTAの「アンコールの夜」を観てきました。工藤直子「ねこはしる」を基に桑原祐子さんが構成・演出・脚本を担当した作品です。会場にはいがぐり頭の少年20人、一歳未満の子供を抱えたお母さんたちが8組座席に座っていました。芝居が始まると、当然泣き出す赤ちゃんも居るのだが途中退席も可能。自由な雰囲気の中で芝居は進行していったのだが...おいらがどうしても気になるのは、幼児が観劇しているときの表情...舞台よりもそちらの方に、ついつい目がいってしまうんです。つぶらな瞳が真剣になったり、笑ったり、声だしたり、しかめ面になったりと百面相。勿論、言語の意味は判らないのだが、この子達の何ら手垢がついていない純真無垢なる魂は何を観、何を感じているのか...大いに興味があるところだ。この子達が受信している中身を分析すると演劇の本質に肉薄できるのではなかろうか?なんて思っちゃいました。

残念ながら、この社会では無垢なる魂も、競争社会の中で知恵をつけ、生きるために手に入れざるを得ない日々の中で手垢がつき、モノの本質が見えなくなり、苦しみ悶えながら死んでいくのでございます...とすれば、いくらかでも、あの日、あの時のピカピカの魂を取り戻す生き方を求め、少しでも綺麗な心身で死んでいきたいもんでございます。

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川面

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