トムプロジェクト

2017/06/26
【第968回】

今年も、沖縄戦終結の日6月23日に現地で慰霊祭が行われました...今年で72年目です。式場に参加した安倍首相に「何しに来たんだ!返れ...」沖縄の老人、老婆の人達の罵声が飛び交っていました。沖縄の人達の悲痛の叫びに、おいらは断腸の思いです。終戦になるまでになんと沖縄の人口の四分の一の人達が犠牲になり、その後米軍だけが使っている基地(米軍専用施設)は、日本にあるもののうち、その面積の約74%があの小さな島沖縄に集中してっるってんだから異常を通り過ぎて唖然。しかも米軍基地の多くは、街の真ん中や近くにどんと居直り住民は遠慮しながらささやかに暮らしているのが実情。犯罪が起きても治外法権、飛行機やヘリコプターの騒音などで学校の授業に支障を来し睡眠もままならず...こんな状態を72年放置されたんじゃ声も出ませんがな...日本から独立して新しい国を創設した方が良いのでは?なんて意見が出てくるのも至極当然。沖縄だけに重い荷物を背負わせ、いまだ他の都道府県は口をつむいだまま、こりゃいかんぜよ!国が滅びるときも皆平等であるのが日本国憲法じゃございません...見て見ぬ振りも立派な犯罪ですぞ。
杉並に店を構える小さな沖縄料理店「ちゃんぷる亭」この時期に、いつも手書きのちゃんぷる通信を出してます。東京在住の沖縄の人達の声が聞こえてきます。国の最高機関で決められる決定事項に毎年うんざりしながらも、こうやって発言し続ける人達の声に耳を傾け、なんとかしなきゃいかんですばい。街では都議選の選挙カーが候補者の名前を連呼しながら騒音を撒き散らしています。上手いことばかり言って、当選した途端にお上にゴマするものばかり...騙されちゃいかんぜよ皆の衆。

968.jpg

沖縄の声

<<次の記事 前の記事>>