トムプロジェクト

2017/11/20
【第1025回】

野球シーズンが終わって寂しい日々をおくっていたのだが、アジアプロ野球チャンピオンシップ2017なんてものが登場し、週末久しぶりに楽しませて貰った。おいらも少々疲れ気味の身体であったので、TVの前で日本チームの活躍を満喫、その中でもライオンズの選手の目を見張るようなプレーに思わず嬉しくなっちゃいました。沖縄出身の山川選手の笑顔、地味ながら今大会のMVPに輝いた外崎選手、韋駄天の走りを魅せた源田選手...こりゃ、来年はライオンズの久しぶりの優勝を見れる!なんて気の早いおいらは有頂天になってしまいました。いやいや、来年も大変ですぞ!安定感と力のある投手が定まらないと優勝は無理でしょうな...なんて心配も頭を過ぎりました。
日馬富士事件、相変わらずおもしろおかしく連日のように報道合戦。テレビなんてもんは節操がないんだろうね...これだと思ったらピンポイント攻撃、生活に直結する政治、経済なんてものは隅に追いやられる始末。こうやってマスコミは巧妙に情報操作をしてるんだろう。それにしても、悲しいかな相撲界はモンゴル力士あっての繁栄。昨日、稀勢の里がモンゴル力士逸ノ城に完膚無き敗戦を見るにつけこりゃあかんですわ...裸のぶつかり合いの格闘技、これは死ぬ気でやらんとてっぺんは取れんですバイ。このふぬけたこの国から、そんなガッツある若者が出てくるなんて到底考えられない...こんな徒弟制度の古い慣習の所なんかに集まるわけがない。得てして今の若者は、いかにして効率よく楽に報酬を得ることしか考えておりませんがな。たまにピュアな若者に出会うと感動しちゃいます...そう考えれば、ひたむきに苦しい生活を覚悟しながら演劇に準じてる演劇人はまだまだましの方かな。一度きりの人生、身を粉にして投げ出してこそ、何かを掴むんでござんすよ。

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コントラスト

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