トムプロジェクト

2017/11/24
【第1027回】

今日は女性の方には不可解な話...男性トイレに行っていつも緊張することがあります。さてオシッコをしようとするときに目の前に現れるのが、矢を放つときに前方に見える標的。真っ白な便器にその標的が刻み込まれているんですよ...これは緊張しまっせ!この極小の標的に向かって発射しようにも、その日の勢い、角度によって情けなく的を外してしまい、なんだか今日は外れの日に当たった気分になっちゃうんでございます。そりゃ分かりますよ、取りこぼしがないように清潔に使って貰いたいという気持ちは十分に...でも、あの標的は、折角の戦士の休息タイムにいささかプレッシャーを与えてる気がしてなりません。
それにしても、最近のトイレの進化は目覚ましいものがありますな。しばし、トイレの便座に座ってあれこれと考え事もできる安らぎの場所でもあります。ウオシュレットが出始めたときなんぞ、便座に靴で上がり込み用を足した人も居たそうな。
スペインなんぞは公衆トイレなんてありません。もようしたらレストラン、バーに駆け込むしかしかありません。中には、ペーパーなんぞのサービスなし、そんなときはどうするんでしょうな?こちらの方がより深い思索の場所なのかもしれませんな...便利は想像力を鈍化させるのかもね。

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11月の黄昏

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