トムプロジェクト

2018/04/02
【第1073回】

待ってました!いよいよプロ野球開幕...ライオンズはむしゃむしゃとハムを喰いちぎっての3連勝でのスタート。10年ぶりの優勝も夢ではなくなったと思いますが、何せ始まったばかり、こればかりは正直この時期では皆目見当がつきません。がしかし、走攻守がぴったしカンカン、まさしく野球の魅力満載の3連戦でした。特筆すべきは外崎、金子の盗塁、そして2年目源田の好打。派手な一発ホームランより、機に敏なるプレーの積み重ねこそ勝利の方程式なんでございます。地味ながら勝つための方法論を熟知した辻監督のライオンズ入団が、大味なライオンズの選手の意識改革に繋がりました。今年こそ、辻監督の胴上げを観たいものです。そして昨日、センバツ高校野球の準々決勝4試合行われました。高校野球で一番見ごたえあるのが準々決勝なんです。勝ち残った8チームがしのぎを削る必死の戦いは実に見ごたえがあります。第2試合の智辯和歌山(和歌山)と創成館(長崎)の試合は壮絶な打撃戦、最後の最後まで読めない試合でした。甲子園球場には魔物が棲んでいることを証明したような展開、下手なドラマ見てるよりも面白い筋書きのないドラマで魅了されてしまいます。逆転されても諦めないあの選手の精神構造はどうなってるんじゃろか?いろんなスポーツあるのだが、この高校野球でしか見ることができない不思議な現象です。チームが一塊の球になって球場に球魂を産み出すんですね。画面に映し出される球児たちの表情からそのことが十分に伝わってきます。この瞬間のために寝食を共にした、いがぐり頭の青春のキラキラした時間が視えてきます。おいらだって中学1年生の夏まではそうだったんだから...良くわかります。なんでも良かばい、人生一度でも無我夢中になれた時を体験できれば、それだけで生きてきた価値があるというもんでごわす。

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3月31日 満月と桜

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4月1日 最後の桜 善福寺川緑地公園

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