【第312回】
14日迄公演している「嫉妬。混む」のお客さんで南相馬から避難してる方が芝居を観に来た帰りに「こんな芝居、どんどんやって頂きたい!何だか温かい気持ちになりました…」そんな言葉を掛けてくれました。確かに震災後、全ての表現を含め茫然自失状態が今なお続いていると思います。そんな中、震災の話を題材に使うのは当然慎重にならざるを得ないのだが、今年、自ら被災地でボランティアをし、自らの体感で3本の芝居を書き演出した中都留章仁は評価したいと思う。何事も、思ったこと、感じたこと、発信すべき事があれば先ずアクション!問題提起しなければ何も始まりましぇん…
創作劇はすべて博打みたいなものです…それを一貫して17年間やり続けているところは無いと思いますよ。あまりにもリスクがありすぎて…トム・プロジェクトは、この一点だけでも凄いと思いませんか?(半強制的でごめんちゃい)出来上がった作品100点満点ありまっせん!おいらは55点であれば成功だと思っています。だって芝居なんぞは、観る人の環境、考え方、好き嫌いで、大きく意見は分かれると思います。
いつ如何なる時でも、果敢に挑戦しているトムトムちゃんをよろしくね!
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