【第510回】
いやいや、台風凄かったですね!これもニンゲン共の地球破壊作業の突貫工事が招いたものです。もうこれ以上便利は要らないよ!贅沢金、物は要らないよとおいらが叫んでも、人の欲望なんぞは果てしなく切りがないのでございます。困ったもんだよニンゲンは…
そんな折、九州博多の居酒屋「さきと」の主人から電話がかかってきた。
「明日、土曜日、六本木ヒルズ田酔で、さきと東京会やるので来られんね?」いやいや、おいらは未だ新参者なので、いかがなものかと思ったのだが、折角声を掛けて頂いたので出席することにした。博多の舞鶴にあるカウンター12席ほどの小さな店のファンが全国に散らばっているのである。長崎崎戸の出身である主人と奥さんでやっている酒と魚の店である。おいらは長年の遊人である三冨八紘より「さきとは日本一の居酒屋である!」と聞き及んで、博多滞在の折何度か電話したのだが、タイミング合わずなかなか行けなかったのだが、何年か前にひょいと顔を出し、博多のお気に入りのお店の一つになった次第である。カウンター越しに並ぶ酒の数、玄界灘で獲れる新鮮な魚、こりゃたまらんばい!と唸った次第でございます。狭い店なので一人でふらりと行くには格好のお店、BGMのジャズがこれまた心地好いのでございます。
さきと東京会には、遠くは青森からの人も含めて45人。発起人は誰だか知らないけれど、役者、タレント、会社員、などなど粋人も含め、なかなか楽しい会でした。
博多の美味なる食と酒、そして程良い距離感をもったお持てなしが人を惹き付けるんでしょうね…やっぱり、博多は楽しか街ですたい!
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