トムプロジェクト

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【原作】児玉隆也 【写真】桑原甲子雄 「一銭五厘たちの横丁」より
【作・演出】ふたくち つよし
【出 演】大西多摩恵 浅井伸治 滝沢花野 斉藤美友季 
     向井康起 原口健太郎

introduction

この困難かつ不透明な時代に、今尚、戦争の文字が日常から消えることはありません。戦争が引き起こした悲劇を二度と繰り返してはならない。
この想いを今一度、多くの人と共に胸に刻む時が来ています。
本作の原作「一銭五厘たちの横丁」は、1975年に児玉隆也著、桑原甲子雄写真で出版されました。「一銭五厘」とは、当時召集令状の葉書が一銭五厘だったことに拠ります。
たった一銭五厘の薄っぺらな葉書一枚で、東京の人情豊かな下町から夫や息子が戦場に消えていきました。昭和18年、当時アマチュアカメラマンだった桑原甲子雄は陸軍省からフィルムを支給され、東京の下谷区を中心に出征軍人の留守家族を訪問し、一家族一枚きりのシャッターを押して回ったのです。
そのネガを30年後に手にした児玉隆也はその「氏名不詳」の留守家族たちの今を尋ねる旅に出ました。その記録を写真とルポタージュで克明に記されたこの本には、平凡な生活の中に庶民のかけがえのない家族の絆、体温を感じさせられます。
そしてこの原作を、人間の営みを凝視し続けてきた、ふたくちつよしが巧みに構成し見事な戯曲にしました。そしてこの作品に共鳴し、想いをひとつにした俳優6人が舞台に立ちます。老若男女問わず、一人でも多くの方々に観ていただきたい、平和への願いを込めてお贈りする渾身の一作です。

あらすじ

昭和四十九年春、ルポライター児玉は九十九枚の写真を手に、東京の下町をさまよい歩いていた。
それは、三十年前、のちに写真家となる桑原甲子雄がシャッターを切った氏名不詳の家族写真
―かつて、一銭五厘の赤紙で戦場に送られた兵士たちのもとへ届けるため、そして彼らの戦意高揚のために撮られた写真である。
児玉は、下町に暮らす住人たちのおぼろげな記憶の糸を頼りに、その家族たちをやっとの思いで捜し当てて行く。
酒屋、金物屋、蝋燭屋...それぞれの営みの中でさまざまな戦後が刻み込まれていた。
旅の途中で児玉は、出征した兵士の母と妻、娘が暮らす家にたどり着く。
敗戦への坂を転がり始めた昭和十八年、そして高度成長を遂げつつあった昭和四十年代の下町を舞台に、九十九枚の写真に焼き付けられた氏名不詳の人々の愛と哀しみの物語。


公開ゲネプロ・演劇鑑賞会公演 スケジュール

※新型コロナウイルス感染防止対策は各会館のガイドラインを遵守し公演を行います。
※演劇鑑賞会公演はチケットの一般発売はありません。
会員制の鑑賞組織の主催公演ですが、どなた様でもご入会いただけます。
詳細は直接主催団体にお問合せ下さい。
※公開ゲネプロはどなた様でもご観劇いただけます。
詳しくは志木市民会館にお問合せ下さい。
※終演後の出演者との面会や、プレゼントにつきましては、ご辞退させていただきます。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

  • [ 公開ゲネプロ ]
    9月 16日(水) 志木市民会館パルシティ (TEL:048-474-3030)

  • 9月 18日(金) 香川市民劇場 (TEL:087-821-7891)

  • 9月 19日(土) 鳴門市民劇場 (TEL:088-684-1777)

  • 9月 20日(日) 徳島市民劇場 (TEL:088-653-1752)

  • 9月 21日(月) 徳島市民劇場 (TEL:088-653-1752)

  • 9月 23日(水) 松山市民劇場 (TEL:089-943-2460)

  • 9月 24日(木) いまばり市民劇場 (TEL:0898-32-0330)

  • 9月 25日(金) 高知市民劇場 (TEL:088-802-7538)

  • 9月 26日(土) 高知市民劇場 (TEL:088-802-7538)


スタッフ

美術:中川香純  照明:五十嵐正夫  音響:半田充(MMS)  衣装:木場絵理香
映像:中塚健仁  舞台監督:小笠英樹  宣伝美術:立川明  プロデューサー:岡田潔
企画制作/トム・プロジェクト
【協力】
エンパシィ 劇団チョコレートケーキ 劇団桟敷童子 劇団マカリスター 働夢
シアター・ブレーン 高津映画装飾 東宝コスチューム タフゴング

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