【イントロダクション】
ここ数年、演劇の世界で人情喜劇の路線を確立したのが水谷龍二である。
彼の描く世界は、ごく普通の人達の目線でドラマを構築していく。
嘗ての大衆人気劇作家、菊田一夫がそうであったように人間のこまやかな機微に非常に敏感な作家である。
03年には「風間杜夫ひとり芝居 三部作」で日本演劇協会賞を受賞している。
演出の高瀬久男は大胆にして緻密、緊張感溢れる舞台を次々に生み出し、読売演劇大賞優秀演出家賞や
毎日芸術賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、文化庁芸術祭賞など数々の演劇賞を受賞している。
今最も注目を浴びる演出家の一人である。
「あとは野となれ山となれ」はこの異色の二人の組み合わせと、竹下景子、宇梶剛士、岸田茜という個性溢れる
魅力的なキャストでお贈りする。
長年専業主婦を続けてきた竹下景子演じる万里子が、一大決心の末、第二の人生を歩み始める。
「主婦にも定年があってしかるべきだ!」
ごもっともなテーマを掲げるこの作品は初演(2011年)で観客から拍手喝采!
大好評を博しました。
全国各地、多くの要望により再演が決定です!!