トムプロジェクト

過去の作品 演劇

骨唄_チラシ.jpg

骨唄


【作・演出】東憲司
【出演】高橋長英 新妻聖子 冨樫真

2006年8月5日~8月15日【初演】吉祥寺シアター
2009年9月3日~9月6日【再演】本多劇場
2012年6月28日~7月1日【再々演】あうるすぽっと

 

...骨、咲キ乱レテ風車...
圧倒的なスケールで描く親子三人の愛の物語――


母ちゃん死ぬやろ
父ちゃん死ぬやろ
そのうち自分も死ぬやろ
骨残るやろ
土に還るやろ
そしたら骨の奴、唄いよるんじゃ
今度はまともな肉つけてくれっち、笑いながらうたうんじゃ
仕方ねえな、骨は肉えらべんけな


【あらすじ】
福岡県坊村。
その村には奇妙な風習があった。
亡骸を海の見える山に埋め、風車を海の方向にさし、死人の骨を再び掘り起こし、その骨に彫刻をして持ち続ける。
母の死と妹のある事故をきっかけに、姉と妹は父のもとを離れ、お互いにバラバラに暮らすことに―
18年後―
「妹が行方不明」だと知らされた姉は、再び故郷に足を踏み入れた。
そこから新たな親子三人の運命が動き出す―