【作・演出】水谷龍二
【出演】渡辺哲
2011年8月31日~9月4日
吉祥寺シアター
こんな校長がいたっていいじゃないか!ぼくとつな校長が定年前にやり残したこととは...
ほとんど当て書きで芝居を書いてきた者にとって一人芝居は、その役者に惚れ込んでいれば
案外楽しいものである。哲さんとは99年の「麗しき三兄妹」、06年の「カクエイはかく語りき」に続く、三本目の一人芝居。今回の役どころは中学の校長先生である。
どんな役を演じても強烈な個性が全面に出てくる哲さんだが、今回は繊細でナイーブな一面も出したいと思っている。
―作・演出 水谷龍二―
【あらすじ】
犬山健二郎、60歳。柔道一筋の青春を送り、熱血教師時代は行き過ぎて謹慎したことも度々、
しかし持ち前のバイタリティと情熱で困難を乗り越えてきた。
歳を重ね、いくらか温厚になったものの、本質は変わらない。
生徒のためなら例え火の中水の中!
還暦を迎えた今も校長業務の傍ら、柔道部の顧問を務めている。
生徒、先生たちに目いっぱい愛情を注ぐ毎日、33歳の娘とのひきこもごも、生徒の母に抱くほのかな恋心...
そんな中、犬山校長が人生最大のピンチともいうべき問題が発生する...