トムプロジェクト

過去の作品 一人芝居

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柄本明ひとり芝居

煙草の害について


【作】アントンチェーホフ
【演出・構成・出演】柄本明

2003年6月より全国巡演、ロシア公演

 

なんともえいない「間」で、観客に笑撃を与える...。
このお芝居を観て禁煙する人はいないかもしれませんが、
このお芝居をみて笑う人はいると思います。


東京乾電池は91年に初めて新劇の古典、チェーホフの「かもめ」を取り上げ、
以降「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」「桜の園」と4大作品を上演して、当時の
チェーホフ・ブームの先駆けとなり、またとかく深刻に悲劇的に解釈され、
演じられがちなチェーホフ作品を、本来の人間喜劇として上演し、人気を集めました。
そして93年に初めてのひとり芝居の試みとして、本作を柄本自身が構成、演出して上演し、
好評を博しました。

その後再演を度重ね、息の長いレパートリーとして、各地での上演を続けています。
チェーホフの原作は上演時間20分程の短編ですが、柄本版では他のチェーホフ作品を部分的に取り入れ、
またあらたに書き加えて、1時間ほどの風変わりなひとり芝居を作り上げました。

柄本はナンセンスで奇妙なユーモアに溢れたこの作品の中で、実にリアルな人間性、一人の人間の人生を見事に浮かび上がらせています。
独自の芝居作りに打ち込んできた中で、鍛え抜き、熟成してきた舞台俳優・柄本明のナマの魅力が存分に詰まってます。