【作・演出】東憲司
2009年8月25日~8月31日【初演】本多劇場
【出演】たかお鷹 高橋由美子 松金よね子 有坂来瞳 清水伸
2011年8月10日~8月14日【再演】笹塚ファクトリー
【出演】たかお鷹 松金よね子 冨樫真 岸田茜 清水伸
2014年8月13日~8月17日【再々演】両国シアターΧ
【出演】たかお鷹 松金よね子 林田麻里 岩井七世 清水伸
2022年9月21日~9月25日【再々々演】俳優座劇場
【出演】たかお鷹 藤吉久美子 森川由樹 斉藤美友季 涌澤昊生(子役) 清水伸
おい、ツクツクボウシ...
この先にガラの原っぱって呼ばれるとこがあったとぞ...
そこにも沢山、朝顔が咲いとった...
銭湯の左っちょにあった夢の広場たい...
石炭ガラを捨てて出来上がった広場...
あン頃の子供は皆、ライオンズの選手になりたくて、野球ばっかしよった...
不細工なバット、お手製のグローブ...
銭湯に行ったら、24番と3番の下足箱が取り合いになった...
24番は稲尾の背番号たい...
3番は大下、青バットの大下...
末広長屋...
戦後の焼け跡のバラック小屋がそンまんま残った長屋...
生きとるっち、匂いが充満しとった...
強烈で生臭かったぁ~
【あらすじ】
戦後の復興から高度成長期に向う、昭和30年代。
九州博多の町には文化があった。
石炭景気、映画、そして史上最強の野武士集団、西鉄ライオンズ!
博多の町が生み出す明るさの中で、貧しいながらも庶民は逞しく生活をエンジョイしていた。
新聞配達の少年、鉄工所のおばちゃん、旅館の風呂焚きのあんちゃん、朝鮮人の少女、赤線遊郭の娼婦...
それぞれの人生が絡み合いながら、さまざまなドラマが刻まれていく...!