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桜が花を咲かせて人を楽しませ、潔くヒラヒラと舞い散り、その様を横目に緑鮮やかな葉っぱちゃんが「次はおいらに任せてよ！」とばかりニョキニョキ…この季節はボクが一番好きな季節です。で、昨日も近くの善福寺川公園あたりをブラリしたのでありました。残り少ない桜を惜しみながら幸せそうな家族、カップルがそれぞれにそれぞれな楽しみ方をしておりました。が、遠方に目をやると、なんと５人ばかりの女の子らしき輩が桜の枝にぶら下がりながら遊んでいるではないか！自然保護会長？を自認するボクが見逃すわけがない。脱兎のごとくすっ飛んで「駄目じゃないの！樹が痛い痛いと泣いてるよ！」と小学５、６年生らしきガキ（あんまり使いたくないのだが、悪しき子供の輩には仕方があるまい）にのたまったのだが…このガキ「このオッサンなに言ってんの？」みたいな顔したもんだからオッチャン怒ったぜ！「この桜はあんたの遊び道具じゃないんじゃ！」一見優しい顔したオッチャンが厳しい顔したもんだからガキは渋々退散。それにしても周りにはガキたちの親らしき年代の者が多数居たのであるが、みなバーベキューとお酒に夢中（しかも、バーベキュー禁止の張り紙の樹の下で）この親にしてこの子供達あり！嗚呼！日本の行く末は悲観せざるをえないのか…奇しくもこの日は知事選挙。右を向いても左を見てもこの世は真っ暗闇じゃございませんこと…と、もう一度空を見上げると青い空に、何事もないごとく木々は美しい花と葉っぱを咲かせてるじゃあっりませんか！さりげなく、なにげなく生きていくことの美しさ…このことを大切に生きて行こうじゃあっりませんか！
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