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【第423回】
紅葉の杉並区善福寺川緑地を散歩する。ここは四季折々、人様の目を楽しませてくれる絶好の地だ…春の桜の季節は、歩けないほどの人で満開。この季節の紅葉も見事。紅葉は冷気と水、太陽の恩恵を受けながら色鮮やかな様相を見せつけてくれる。最後は枯葉となって地上に落下し土となる…なんだか人の一生みたいだな…厳しい体験と、暖かい温もりとましで、いろんな色の年齢を重ね、最後は枯れ果て灰になる。幾本の木々は、まさしく我々に生きるとは？なんてことを、しみじみと考えさせてくれてるんですね…こんな自然が、いつまでも残っていることを切に願う次第である。
和田堀公園にはカワセミがやってくる。この美しい鳥は「青い宝石」「渓流の宝石」と呼ばれている。この日も現れるのかな？と暫し待っていたのだが、姿を見せず。カメラを構え何時間も待機している愛好者の気持ちを見透かしているしたたかなカワセミ…池の周りを、誰にも注目されることなく遊ぶチュンチュン雀が健気で可愛く見えました。
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