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【第463回】
街には新社会人、新入生が溢れフレッシュな季節を盛りたてている…我がトム・プロジェクトにも２人の若鮎が入ってきた。
一人は新国立劇場演劇研修所第六期生を卒業した森川由樹さん。研修所時代に公演を二度観たのだが、何と言っても２１才という若さの強み、舞台上の躍動感はピカ一であった。幼少の頃からダンスに馴染んでおりリズム感も抜群、先々大女優になっていく予感がする期待の新人である。早速、今年夏に再演する「百枚めの写真」に出演して貰うことになった。
もう一人は、辻井彰太君。彼は未成年の１９才、うっかり飲み屋に誘いお酒を勧め飲ませたら、おいら罰せられますのでご用心遊ばせてなピチピチの男でございます…と言いたいところですが、オーディションのときに審査員から「あなた暗いと言われるでしょう？」と詰問されたぐらいの雰囲気を持つ若者です。今、旬の男優、長谷川博巳タイプかな？何故所属させたのかって？彼の秘めたる思い、闇の部分が表現者としての可能性を感じました。兵庫県尼崎から文学座の養成所を１年経験して、この世界に馳せ参じました。
この二人を所属させたことは会社としても責任があることです。難関度でいえば横綱クラスの芸能界…何としても大海を回遊し立派な鮎に育って欲しいものです。
二人の写真、詳しい経歴はトム・プロジェクトホームページ所属俳優欄を見てね！
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