【第595回】
都議会発言幕引き…他にヤジ飛ばした輩が居るにもかかわらず皆クチチャック。都知事も知らん顔。こんな人たちを選んだのも都民の皆さんだから仕方ないことかしら…それにしても、今度はマスコミがヤジられた女性議員のスキャンダルを掲載し商売にすると言う、まあなんとも阿漕な世の中でございます。だからして選挙権を持ってる皆さん、シャキッとせんと如何ですばい!と言ってるのに、いつものような体たらく。
それに引き替え、昨日、千秋楽を迎えた「かもめ来るころ〜松下竜一と洋子〜」のなんと静謐、崇高な芝居であることか…手前味噌で申し訳ないと思うのだが、本当のことだから仕方なかですばい。こんな時代に、世の中を良くするために粉骨砕身生涯を全うした男の中の男といったところか…演じた高橋長英さん、斉藤とも子さんも素敵でした。この地味な作品を取り上げていただいた「ちばえんげきを見る会」の皆さん本当にありがとうございました。この芝居の中には、大切なものがたくさん仕込まれています。膨大な松下竜一さんの作品を見事に戯曲にし演出した、ふたくちつよしさんの功績も大です。こうしてできあがった作品は子供みたいですね。考えてみれば20年間80人近くの子供を産み育てたんですね。この子供たちが、明るくて誰もが苦しむことなく楽しい社会造りのお役に立てればいいいな!なんて思いながら作品創ってます。
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