【第695回】
男はいくつになっても少年だ…おいらも子どもの頃、西鉄ライオンズに憧れ、末はライオンズの選手になるもんだと決めていたのだが、夢叶わず今に至る。上京し、日本が少し変化の兆しが見えだしたときには演劇、本、映画、ジャズ、旅に明け暮れ、今尚引きずって生きている。渋谷にSWINGというジャズ喫茶があるのだが、このオーナーも若い頃渋谷で同名の喫茶店に通い詰め、夢叶い同じ渋谷に開店。どうしても同じ店名にしたくて、亡くなったオーナーの娘さんを訪ね許可を得てオープン。今時、はやらないジャズ喫茶を持つという心意気に乾杯。
男は、どうしても譲れない拘りを持ちたがる…持ちたがると言うより、それがないとなんだか浮遊した不安定な存在なのかも知れない。女性の持つ生き物としての逞しさから比べると、確かに男は頼りない。だからして、格好つけ、偉そうに虚勢を張ってしか生きられないのだ…昨日の国会中継の辻元議員と安倍首相のやりとりも然り。もっとね、男も肩の力抜いて深く息を吸って、少しはいい加減に生きりゃいいのに馬鹿ちんばい。
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