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【第482回】


昨日、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組に取り上げられてた、山谷ドヤ街で診療を続けている本田徹医師。こんな人が居るだけで、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思う。「世の中が一番社会的、身体的に弱い立場の人達が一番医療を受けられないシステムになっていることに疑問を感じ、そういった一番医療が必要な人達を助けたい…」日本だけにとどまらず世界各国を飛び回り、弱者の診療を実行している姿は、まさに日本のマザーテレサだ。アフガニスタンで活動する中村哲医師も然り、自分の欲望のみを追求し、差別を増長し、地球を破壊に追い込む輩とは、まさに対極にある人達だ。ようするに少数者…おいらもここまで生きてきて、はっきりしたことがある。それは少数者の意見、生き方が正しいと言うことだ…人間どうしても少数者側に立つと不安になり、寄らば大樹の側に行きそうになる…ここが人間の尊厳に関わる分かれ道になるってことだ。アウトロー十分じゃございませんか!人として恥ずかしくないことさえしなければ、人のためになることを恐れずやりましょう…働くってことは、はたを楽にさせるって言うじゃありませんか…

 




梅雨の花

 

2013/6/18  岡田潔