トムプロジェクト

2017/09/21
【第1002回】

関西、九州から戻って久しぶりの新宿...何故かほっとしまんすんねん。関西、九州、観光地は何処に行っても韓国、台湾、中国の人達で溢れかえっています。嘗て日本一人気があった湯布院温泉も今や7割が外国人観光客らしいです。特に多いのが韓国の人達...日本の経済も他国の観光客のお陰で潤っているのかもしれませんな。それはそれとして致し方ないことなんだが、どうも情緒が希薄になっているのが至極残念な気がします。日本人が昔から持ち続けている情緒と、他国の人達の旅する心情が文化の違いからずれを生じてる気がします。温泉地でのマナー、買い物時の気遣い、車中での会話などなど、あらまあ!なんてことがあります。おいらもいろんな国を放浪し、見知らぬ人達との交流は最優先してきたつもりだが、最近旅して感じることは、何故か接点を持ちづらいことが多々あるということですね。人間そのものが文明の利器に浸食され肌と肌との触れ合いを面倒に感じているのかも...その点、西洋人の方がフランクなコミュニケーションをしてますね。笑顔で挨拶し旅をより積極的に楽しんでる...まあ、昔から東洋人は日本も含めて控えめな民族なんだが、それにしても重い。こんな人混みを歩いていると、周りの風景も違って見えてくるのが恐い気がします。風景と人とがうまくマッチしてこそ風光明媚と言うんでしょうな。
その点、ここ新宿は昔からカオスの街。時代の流れに逆らうかのような変な人達が闊歩してるんで本当に落ち着きます。ふらふら歩きながら、何故か心身共々ふわふわとしますんや...

1002.jpg

トリオ

<<次の記事 前の記事>>