トムプロジェクト

2018/01/19
【第1045回】

一昨日、第158回芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」。これから読みますが、63歳での受賞は賞の歴史上二番目の高齢者。岩手県遠野市出身で子ども2人を育てた専業主婦。55歳のとき夫が亡くなったことをきっかけに小説講座に通うようになり、執筆活動を始めたとのこと。いやいや、人間その気になればなんだってやれることを証明しましたな。専業主婦をやりながらのもやもやした気持ちと、連れ合いの死により残された人生の尊さを改めて思い起こし行動に踏み切ったんでしょうね...おいらも、しみじみと残された人生(少ないかもしれないけど、まだまだという気もします。あくまでも本人の自覚次第だと思いますが)ほんまに考えちゃうけど、今日を生きる!ってことは、いや生きてることを実感出来るのは、やはり世のため人のためになってるかどうかがバロメーターじゃなかろうか?自己満足じゃただのマスターベーションでございます。日々新鮮!日々発見!なにか生み出さなきゃ生きてる意味がありまっせん...といって、張り切り頑張りすぎるのも良くありませんな。おいらはもともとラテンの血が流れてる性分、血気盛んではあるのだが、まあどうでもいいやなんて気質も持ってます。その幅をのらりくらりと楽しみながら生きてきた気がします。でも、勘ピューターだけは、いつもピカピカに磨いております。これが錆ついたら最期、全てがガラガラと音を立てて崩れ落ちてしまいます。今日も不可思議な街新宿ををふらりんちょんしながら次なるアイディアを探し求めております。

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今日も新宿燃えてます

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