トムプロジェクト

2016/06/03
【第824回】

6月1日、鹿児島県霧島市での公演、風間杜夫一人芝居「正義の味方」に行ってきました。

霧島といえば、豊富な湯量と緑豊かな温泉郷、1866年(慶応2年)には坂本龍馬夫妻が訪れたとのこと。スタッフは前日に先乗り、温泉三昧でお肌がつるりんこになっとりました。今回の公演は宝くじがバックアップしてくれ、なんと前売¥2000、当日¥2500という破格の入場料でございます。めったに観ることができない芝居、多くの人達が集まりました。まして、演劇の世界でも稀有なジャンルの一人芝居、霧島のお客さん「どげなもんじゃろかい?」期待と不安が入り混じる複雑な心境で開演を待っていました。場内が暗くなると突如、甲斐バンドの、『HERO(ヒーローになる時、それは今)』が流れ、内田裕也風の杜夫ちゃんが登場。客席は一気に盛り上がり手拍子の中、ギアはトップ状態でござりまする。芝居は、やはり最初の掴みが肝心、ど頭でお客のハートを鷲掴みしておくと後は一気呵成にいくものでございます。それにしても杜夫ちゃんの腕はたいしたたまげた千両役者。

終演後は、焼酎の本場、美味しい魚とさつま揚げで、こちらの方も一気に盛り上がりました。

今日は徳之島での公演。チケットも完売、島の人達の待ちわびた顔が目に浮かびます...

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良水に、うまか焼酎

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