トムプロジェクト

2017/10/06
【第1008回】

西武ライオンズのペナントレースも昨日で無事終了しました...結果は2位。ようやくBクラスを脱出、よくやったライオンズ。何といっても辻監督の粘り強い指導と、西武ライオンズの黄金期に培った勝負勘によるものが大きい気がする。とりわけ長年の課題であったショートのポジションを新人源田壮亮がフル出場し活躍したことと、シーズン後半、山川穂高が堂々の4番でホームランを連発したことも勢いに弾みを付けた。10月3日に楽天との最終試合でのライオンズの気迫は、今年のシーズンを象徴するような試合であった、逆転された後の山川の逆転ホームラン...おいら、思わず涙ぐんでしまいました。沖縄出身の人なっこい笑顔が魅力の山川が思いを込めての一発。そうそうできるもんでございません...そんな野手の頑張りに、この日先発の菊池雄星が答えないわけにはまいりません。8回の表無死満塁のピンチを無失点で切り抜けた時にもホロリ。そして、その裏、源田があの長嶋茂雄を超え、シーズン154安打で新人安打数歴代3位を達成。こりゃ凄すぎますバイ!結局、この日10対3で楽天を下し、シーズン2位をほぼ手中に収めた次第だ。

ライオンズを応援して66年...西鉄ライオンズが身売りされてから、もういいだろうなんて気持ちになったことも何度もあるのだが、何故か、あの少年時代に野武士軍団からもらった夢とロマンと勇気が、おいらの体の一部に棲みついてしまい、なかなか出ていかなかった...おいらの人生の中で、あの日あの時の記憶がいつからか生きていくうえで必要不可欠なものになってしまったのではなかろうか...たかが野球、されど野球、野球に翻弄される人生もまた素敵なものではなかろうか。

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我が心のライオンズ

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