【第291回】
喫茶店…いつの日か死語の範疇に貶められるのであろうか…だって最近は、スタバとかドトールとかに若者行ってるじゃん。安くて美味くて気軽な調子で、ちょいと気取ってコーヒー飲む雰囲気を撒き散らし、薄利多売路線をまっしぐら。おいらは、どうも好きになれないな…だって疲れた心身を癒す場が喫茶店でしょう。頑固親爺が気合いを入れて点てたコーヒーを、ジャズなんかが流れるなかで静かに味わうのがコーヒータイムでしょうが…
昔は名曲喫茶、ジャズ喫茶が多々あったのだが、今は探すのに一苦労。心地好い音を耳にしながら読書三昧なんてのは至福の一時でござる。そんな幸せな安らぎの場が無くなる社会って問題じゃありません…と思っているのは、おいらだけかしら?
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