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風間杜夫ひとり芝居「カラオケマン」韓国公演行ってまいりました。オイラはソウルと全州。いやキムチ攻めで辛かったつらかった…でも美味しかった。だって、なに頼んでもキムチ以下四点セットのからからカルテットが出て来るんだもん。お腹の中はびっくりこいて、出てくるものもまっかっか…。思わず日頃は、とんとお世話にならない胃薬を飲んじゃいました。色々食べましたが、日本人の食生活にも合いつつ、ヘルシーな食べ物一押しは参鶏湯(サムゲタン)鶏肉の内臓を取り除き、そのなかにもち米や朝鮮人参、ナツメなどを詰めたスープで美味しいのは勿論、いかにも身体によさそう!と言う感じ。値段は日本円にして¥1100かな。近くの定食屋さんに多いのが、やはり¥600位の定食。それに比べたら少し高いので、食べに来てるお客さんも中間管理職といったところかな?韓国あかすりにも行きました。オイラはしおらしく紳士的に、大事なところにタオルを掛けていたのに、雨上がり決死隊の蛍原に似たアンちゃんが、うんも言わさずタオルを奪い取りスッポンポンのままで一時間半いたぶられました。最後に顔に冷たいものを乗せられ、何だろかとと思いきや胡瓜でありました。胡瓜パックで締め!値段は日本円にして¥6000かな。一番の感動モノは、全州公演の後の宴会。韓国の古い民家で韓定食をご馳走になっている時に地元のパンソリ(朝鮮の民族芸能。歌い手と太鼓の伴奏者の二人だけで演じる、身振りを伴った一種の語り物)の名人が現れ熱唱!夜も更けた韓国の夜空に響くその声に朝鮮民族の悲哀を感じた次第。同じアジア民族!仲良くしなきゃならんのよ!芸はすべてを包み込む!そう言えばこのパンソリの名手を突然呼んだのも地元の踊り手ゲイの人でした。宴の最初から場を盛り上げ、男衆の間をウロチョロして愛嬌を振りまき人気者と思いきや、我々の芸に対する真摯な姿勢に感極まったのか、是非われらの芸もご披露したいと言うことで、ゲイが芸を呼んだ次第でありました。ところで肝心の一人芝居のほうは?言うまでもありません。韓国の人達に、ぶっちゃけ大うけ!そんなことよりも、オイラ12月公演「夕空晴れて」の稽古が明日から始まります。ぶっちゃけ大ひんしゅくにならないように頑張らなくちゃ… |