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「夕空晴れて」昨日の博多で地方公演無事終えることが出来ました。15年ぶりの役者稼業なかなか複雑なものがあります。頭の中はジキルとハイド状態か?役者とプロデューサーの顔が交互に錯綜する。ややこしい立場やな…と思いつつ、やはり役者に専念しなくちゃ役者稼業30年以上の先輩男優三氏と気鋭の女優に失礼にあたる。ということで、能天気なおいらは久しぶりの緊張感を楽しませていただいておりまっせ!旅公演は11月27日の東京亀戸からスタートしました。やはり客と初めて接する初めての日はなんともいえないハイテンションボーイ?この緊張感と興奮がたまらんね!これ知っちゃうと止められないのが役者稼業ちゅうもんだね…初日なんとかうまくいきました。勿論芝居もそして15年ぶりのおいらも。11月30日は杜の都仙台、終演後、風間先輩にご馳走になった牛タンが美味しかった。それにしても夜の繁華街の客引きの多さにびっくり!綺麗なネイちゃんに声かけられても頭の中は芝居のことで一杯?宿に帰って自分の駄目だししなきゃ?12月2日〜3日は横浜。みなと未来の夜の観覧車のなんと美しいこと!ついつい見とれてしまって出遅れ!なんてことはありませんでした。12月4日は逗子。ホールの前に何故かあるスペイン料理の店で、何故か美味しかったワインと生ハムでキャスト、スタッフご満悦。12月8日は三重県多気町。終演後、宿泊先の松坂の野崎ステーキ店で食べた血統書付き処女の雌牛の霜降りステーキには、のろけて?いやとろけてしまいました。12月9日は名古屋。これまた終演後に、綾田さんに連れて行ってもらった英国風パブのお洒落な雰囲気の中で、芝居を見てくださった美しい女性6名との会話に3名の男優さん酔いしれていました。勿論15年ぶりにおいらは、自分の芝居のことで一杯一杯。どんな女性だったか?さだかでありませんでした…12月11日は山口県光市。この光市では全家庭にNTTの光通信が配備されていると思いきや?そんなことはありませんでした。この日は終演後、山本さんの知り合いのふぐの店でご馳走になりました。ふぐの美味しさはともかく、この店の付近は昔の遊郭跡で、遊郭特有の家の造りを見ていると、あの日あの時、昭和30年前後、博多の町で新聞配達をしていた遊郭の町を想いだしてしまいました。二階の欄干のところで物憂げな色香を漂わせていたおネイさんたちは、今どうしているのだろうか…12月13日〜14日は地方公演のラスト博多。おいらの故郷。40年ぶりに逢った高校の同級生・恩師。こんなことがなければなければ再会することもなかったかも…芝居の神様に感謝!博多は食べ物が美味しいところ。キャスト・スタッフで魚屋さんがやってる店で打ち上げ。最後は30年前からお世話になっている六本松にある「ひろ」の店に顔を出しました。お店の常連のお客さんもたくさん見に来てくれました。えっ!肝心の芝居のレポートがあーりません!いやいや、どこも好評でしたよ。お客様は神様です!改めて芝居はお客様によって成長して行くんだな〜ということを役者をやって実感させてもらいました。いよいよ12月17から東京公演。やりまっせ!
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