トムプロジェクト

2016/01/29
【第777回】

甘利大臣辞職...いやはや、驚きました。この時代に、まだあんな事がまかり通っていることと、それをなんのてらいもなく金銭を頂く政治家が存在すること。そして、その逃げ口上として、いつも秘書に押しつける手法。このパターン何度見聞きしたことか...そんな人が安倍内閣の屋台骨を背負っていることに、ただただ呆れるばかり、開いた口が塞がりません事よ。この国の政治レベルは依然として低空飛行と言わざるをえません。まさに政治屋がおのれの私利私欲のために国民の税金を掠め取る構図に、庶民はもっと怒らんかい!とおいらが檄を飛ばしたところで何も変わらんでしょうな...その大きな要因は、誰もが政治・政治家に期待をしていないと言うこと。期待されて登場した民主党政権の崩壊以降、ますますこの傾向が強まっています。残念ながら、おいらも失望先にありきで、何の展望すら持てないのが正直のところであります。今年の参議院選挙も間違いなく自民党が勝つでしょう。そして政権は、憲法改正に向けて一層の弾みをつけて突き進むことでしょう...日本が世界に向けて唯一誇りを持てた憲法九条も風前の灯火でございます。正直、この危機感を感じてる人は60才以上の方が多いんじゃないかしら...この人達はいずれ居なくなるんだから、18才~50才台の人達が意識しなきゃならんのだが、巧妙に仕掛けられた罠にはまってしまい、想像力の翼ももぎとられ高邁な理想に羽ばたけない状態でございます。理想より現実、夢は諦め焼き鳥屋で愚痴でもこぼしてた方が楽ちんなんて様。

いやはや、この国の行く末は、真っ暗闇...すじの通らぬ ことばかり、右を向いても 左を見ても、馬鹿と阿呆の からみあい真っ暗闇じゃございませんか...こんな歌が昔ありましたな。

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冬景色4

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