トムプロジェクト

2016/02/01
【第778回】

先週の土曜日のサッカーは痺れましたな...試合開始が23時45分、前半を終え韓国が2点先取、試合の流れを見ても韓国の方がレベル的にも試合運びからいっても一枚上、こりゃ完敗だなと思い、上の瞼と下の瞼が寄り添い、脳みその方も夢遊病者状態になったんでお休み体制に入りました。歯磨きをし、トイレもすまし、さて床に入るかなと思ったのだが、ちょいと気になりテレビをONしたとたん、いきなりゴール、も一度ちょいと洗面所に行き戻ったら同点になってるじゃありませんか!こりゃ判らんぞと、こちらも気合いを入れ直して残り少ない時間帯テレビに釘付け状態になりました。前半の韓国の勢いがジャパンの方に乗り移り、最後は3点目のゴールを決め勝ってしまいました。スポーツのライブは、これがあるので面白いんですね...まさに筋書きのないドラマ、些細なことからプレーヤーの心の変化が思わぬ展開を呼び込み奇跡を演出するんです。
心が折れそうになったらこんな詩を...

 

「こころが くだける」というのは

たとえばなしだと思っていた ゆうべまで

今朝 こころはくだけていた ほんとうに

 

ひとつひとつ かけらをひろう

涙がでるのは

かけらに日が射して まぶしいから

 

くだけても これはわたしの こころ

ていねいにひろう

 

(「こころ」工藤直子)

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如月

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