トムプロジェクト

2016/04/01
【第801回】

今日は4月1日...新社会人のスタートでもあり、入学式も来週に控えている初々しい季節である。それをお祝いするかのように桜も満開になりつつあるお花見日和の週末。

昨日、大学時代の友人であるTより、おいらの若き日の写真を集めた小冊子「我が心の新宿、そして吐夢シアター」を送ってきてくれた。勿論、自作品である。Tは写真が大好きで、よくまあこんなところまでというくらい、おいらの野良犬青春時代ショットを撮りまくっていた。こしゃくにも、こんな帯まで付けやがって「ここまで暴いてよいのか!昭和から平成を全力で生きぬく、博多生まれの新宿育ち。その名も...関東・岡田けつ。」しかし、考えてみればありがたい話ではないか。誰がこんなことしてくれる?持つべきものは友である...若き日は罵倒の日々であったが、ありがとうT。写真もさることながら、写真に添えてる文章が又、その当時のおいらのやんちゃぶりを適格に捉えているではないか。お前がおいらを客観的に観察してた様子が良くわかるよ。さすが元名編集者だけのことはあるな...

それにしても、驚くことに入学式、卒業式のクラスメートとの集合写真に、おいらはどちらも居なかったな。一体、何をやらかしていたんだろう...おいらも記憶にないのだが、多分バイト、芝居、遊びで学校なんて頭の片隅にもなかったんだろうな...みんなが卒業証書の筒を抱えて恩師・大木直太朗教授との記念写真(勿論おいらは居ません)のコメントの中にも、こんな文章があった。卒業時に学生証を学校に返却しなければならないが、キヨシは返却せず、後の1年間学割で映画などを安く鑑賞。このとき、「貧しい人にも広く芸術を」とのトム・プロジェクトの経営哲学が芽生えたのかも。なんて書いてありました。

これも覚えておりまっせんがな...おいらの青春、まさに破れかぶれ、おっかさんが心配してたのも良くわかりますがな...

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4月1日の神田川

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