トムプロジェクト

2017/03/14
【第931回】

先週の火曜日に39度近くの熱を出し、久しぶりに病院に行きました。幸いにしてインフルエンザではなく風邪との診断。早速、薬を貰い飲むのだが一向に良くならないので、こりゃ花粉症から来てるのでは?と思い耳鼻咽喉科へ。ここでも抗生物質の薬を含め5種類ほどもらい飲み続けているのだが、今日に至るまで今一つ元気なおいらの身体に戻りません。一週間、薬を飲み続けるなんて事は、おいらの人生の中でそうありません。人間には自然治癒能力を備えており、おいらはそのチカラを信じてあらゆる病を退治してきました。薬の有り難さは十分に理解をしてるのだが、自然体の身体に化学薬品を投入することによって身体の根本的な仕組みを変えることには大いに抵抗があるのでございます。普段薬を飲まないおいらだから、普段は2,3日化学の力を借りれば治癒しちゃうんだが、今回はなんと一週間、すっきりはっきりしない日々が続いています...なんだか、おいらの身体が化学体に変質してるみたいで気持ち悪いですな...喉チンコが腫れ、お目々がウサギ目になり、満身創痍はひとまず脱出できたのだが、今日なんぞは熱こそないものの先週の火曜日状態に近いかな...こんな時に、いつも思うのが終戦後、ソ連が日本の兵士を極寒の地シベリアに連行し最長10年、強制労働を課し5万人が死亡した出来事。寒さと飢えと不安のなかで過ごした人達のことを思えば、こんな風邪なんぞ病に値しないと思います。病は気からなんて言葉がありますよね...現代人は安直に化学、科学に依存しがちです。ここはひとつ、おいらの気力を信じ何とかいつもの壮健な身体に舞い戻りたいもんでございます。

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母子像

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