トムプロジェクト

2018/02/21
【第1058回】

下北沢で芝居公演中に素敵な店を見つけました...Jazzと喫茶・囃子「はやし」。下北沢には56年間にわたって営業を続けてきた「ジャズ喫茶マサコ」が存在していたのだが、2009年9月24日に閉店してしまいました。おいらも、下北沢を訪れる度に寂しい気持ちが8年間続いておりました。空いた時間に、こっそりとjazzを耳にすると疲れた心身が息を吹き返す...これは、おいらの健康のありかたのひとつでもあります。ましてやLPレコードで聴けるなんて贅沢じゃございませんか。オーナーは「マサコ」でアルバイトしていた女性です。まず、店内に入り、そのセンスの良さにうっとり。出された珈琲、お酒、つまみもとっても美味しいのですからたまりません。おいらもまだ食していないのだがハヤシライスがとっても美味しいらしい。今度チャレンジしてみます...こんな店が、いつまでも続いて欲しいのだが、再開発で街の形が大きく変貌しつつある昨今、家賃が高騰している。小さな店で単価が安い飲食物で大丈夫かしら?珈琲一杯で何時間も居られちゃたまらんですばい。でも、心優しいオーナーはそんなこととは無縁で、自分の納得いく店というより、生き方も含めてのオープンであると思う。全国的にJazz喫茶が減少している今、おいらは残り少なくなったjazz喫茶行脚をしているのだが、残念ながら微力でしかない。かといって、趣味は人それぞれ「頼む!存亡の危機にあるjazz喫茶に行ってくれ...」なんてことは言えまっせんことよ。でもでも、お試しに行ってご覧なさい...いい音が疲れた身体を癒してくれますよ。又、明日から頑張ろう!なんて気分になったら、めでたしめでたし...

1058.jpg

1058-2.jpg

はやし

<<次の記事 前の記事>>