トムプロジェクト

2019/10/02
【第1265回】

昨日から消費税が10%になりました。この影響で街の商店が次々と閉店しています。年金暮らしが多い常連客を思うと値段を上げるのが忍びない、新しいレジの器械を購入するのが困難、そして度重なる災害などなど、街の交流の場であり年配者にとっての憩いの場が消えていく...考えてみれば街の商店街こそが、その街のへそであった気がします。身近な人の情報もお店に来ることによって知らされ、孤独死なんてことも考えられなかった。スーパーは確かに便利ではあるけどすべてが機械的、物を配給されてる感じがしてなりません。商店街に貼りだされた「9月30日にて閉店いたします。長い間の御贔屓ありがとうございました。」こんな告知を見るたびに寂しくなってしまいます。そんな庶民の気持ちも何処吹く風、苦渋の決断どころか簡単に消費税を上げてしまいました。ほんまに将来の社会福祉のためなら理解できるけど、これまでの政治手法ではその恩恵を感じられないのが正直なところです。こんな政治を選択したのも庶民なんだけど...そろそろ気付かないとあきまへんで。

「風間杜夫ひとり芝居平和三部作」東京公演、残り2ステージ。70歳の杜夫ちゃん張り切って演じてます...今一つ覇気がない人、元気になりますから是非劇場へいらしてくださいな。

1265.jpg

硝子越しの秋

<<次の記事 前の記事>>