トムプロジェクト

2018/11/07
【第1156回】

月曜日の行橋市での「男の純情」一時間半笑いが絶えない公演でした...今年の3月にも「Sing a Song」で訪れたばかりのコスメイト行橋。お客様が演劇を楽しみにしていることが良くわかります。こうやって良質な作品を持っていけば、確実に芝居好きな観客を増やすことができるのではなかろうか。終演後、地元福岡出身の山崎銀之丞さんが挨拶で話した「お客さんの温かい声援のおかげで背中を押され、最後まで無事務めることが出来ました」

そりゃそうでしょう、あれだけのお客の反応がドッカンドッカン来れば乗りやすい役者さん天まで上るでしょうな。まさしく芝居は生き物です。演者と観客のキャッチボールで場内は幸せな雰囲気に包まれめでたしめでたし。ホールを後にする40歳前後の女性に「いつも素敵な作品ありがとうございます」と声を掛けられ、おいらほんまに嬉しゅうございました。

この日で、今回の九州公演は終わりということで役者、作家と共に「魚やビストロ遊楽」で打ち上げ。この店の大将は魚大好きの料理人、旬の魚を地元漁師と提携してリーズナブルな価格で提供しお客さんに喜んで頂くことが生き甲斐という、お客にとっては神様みたいな経営者。この日は、プロの芝居屋とプロの料理人が相対しての素敵な打ち上げになりました。無事に芝居を務め上げた役者と作家が旨い!を連発しながらの食する顔は、舞台で見せる顔とは一味違う表情でございました。

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お疲れさまでした!

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