トムプロジェクト

2018/11/05
【第1155回】

昨日は福岡県小郡市での「男の純情」公演に行ってきました。小さな町に500人の人達が来てくれました。ほんなごつありがたいことでございます...芝居創ってるおいらとしては、改めてよか芝居を持ってこんといかんですばいと思った次第でございます。つまらん芝居を観た人は二度と芝居を観ることがありません。時間とお金を奪われた人の悲しみは計り知れないものがあります。そして芝居が悪の権化として語り継がれると思うとぞっとします...昨日のお客さまの笑いと、劇場を後にしていく人たちの満足気な表情を見るにつけプロデューサー冥利に尽きます。

公演終了後、作家の水谷龍二さん、市川猿弥さんと一緒に博多の名店「さきと」でおいしいお酒と魚を食しました。ここはカウンターだけの店でありながら予約なしでは入ることができません。その日の選りすぐった魚と、銘酒が一日に疲れを癒してくれます。博多はどこに行っても美味しいものを安く頂けるというものの、やはりより吟味されたものを出してくれる店が名店と言われる所以です。高くておいしいのは当たり前、ほどほどのお金で鮮度抜群の魚を出してこそ心ある名店ではなかろうか...そして店主の凛とした立ち姿、これがあってこそ画竜点晴ってもんでございます。締めは、やはり中洲屋台のラーメン、夜風に吹かれて今日も一日無事過ごせたことに感謝!

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博多の夜

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