トムプロジェクト

2019/08/30
【第1253回】

アマゾンが燃えている...みんながよく利用してるあのアマゾンじゃありませんよ。世界最大の熱帯雨林を有するブラジルのアマゾンです。世界の熱帯雨林の60%がブラジルに存在します。しかも、世界の酸素の20%はアマゾンの森林でつくられると言われています。ブラジルのトップは、トランプと結託しなにかと金勘定に思考を巡らし、自国の大切な資源をないがしろにしてます。燃え続ける樹木を見ながら、何故か書物が燃え尽くされてる感じさえしてしまいます。樹木が無くなることはすなわち、この世界から本なるものが消滅してしまうことです。一時、電子ブックなるものが流行駆けたのだが、最近車内でもあまり見かけません。そりゃそうでしょう!書物は自然界で長い時間育まれた樹木から派生し人間の知恵で生まれた貴重な文化資産なんです。ページをめくるあの喜び、しっとりとした紙に印刷された文字に喚起される夢とロマンと冒険心。読書することで、世界のあらゆる人達が、人間形成の一助になったことは紛れもない事実です。

その樹木が燃えていく姿は何とも忍びがたい。でも、世界のトップの連中は、そんなことよりも兵器産業で成立しているアメリカ、そして中国、ソ連の兵器を買い漁ることに夢中になっています。自然環境より武器、なんとも嘆かわしい状況でございます。

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読書の伴侶は美味なる珈琲

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