トムプロジェクト

2019/05/10
【第1215回】

今年もアンネの薔薇が咲き誇っていました...杉並区高井戸中学校の生徒が、第二次世界大戦時にナチスの強制収容所で15歳の若さで命を落としたユダヤ人の少女、アンネ・フランクの「アンネの日記」を読み感動し、アンネの父オットー氏から寄贈された薔薇である。おいらは毎年、この薔薇を見る度にオランダで見たアンネがナチスから逃れるために隠れていた家を想い出します。どんな気持ちで日々を過ごしたであろうか?想像しただけで胸が痛みます。というか、こんな悲劇が起きたのに未だ憎悪の連鎖で戦争、殺戮が継続している世界の現状に呆れるばかりです。歴史に学ばない為政者を、放逐できないニンゲンの怠慢さにただただ呆れかえるばかりです。この薔薇の美しさのなかに、アンネが抱いていたであろう夢と希望を感じ取り、絶対に戦争への道を歩んではいけないことを誓って欲しいと思います。世界はネオナチズムの思想が台頭し、排斥することが正義とばかり一部の指導者が民衆を扇動しています。歴史は繰り返す...日本でも同様な動きがあります。世界で唯一の被爆国であるからこそ、核のない平和を声高々に唱えても良さそうなのにトランプのおっさんの顔色伺いながら外交している今の政府はあきまへんがな...アンネの薔薇見ても想像の翼を持ってませんから何も感じないんじゃないのかな...でも、この薔薇見ながら平和を願っている人も居るから大丈夫ですよアンネちゃん。

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平和を願うバラ

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