トムプロジェクト

2019/09/06
【第1256回】

又、暑さが戻ってきましたね...地球の環境も大きく変わり、災害も含めニンゲンはあたふたとしています。これもニンゲンが招いた人災なんですがね。今年の蝉の声、例年比べ力強さもなくしょぼい感じがしました。炎天下の中、命の限り鳴き続ける蝉があってこその夏でございます。この夏、家族に見守られ笑顔いっぱいの子供もいれば、親の虐待を受け命をなくす子供もいます。この世に奇跡的にニンゲンとして生を受けた尊い命を親が殺めるなんてことが、実際起こるんですから、まさしくこの世の中、今までと違う人種が育ち、親になってるんですね。生き物もモノの一部であり、究極は記号程度にしか考えられなくする、この国の取り巻く環境の諸々に問題があるんでしょうね...文書を改ざんしても罰せられない理不尽、自国の主張を通せない外交、一部の富裕層にのみ優遇される制度...などなど庶民は諦めに転じ、刹那的な思考が蔓延していった結果かな。

でも、生きねばなりません!なんとしても...おいらもここんところ随分と友を見送り、少しばかり弱気になっていますが、残された人生、少しでも充実した時間を過ごしたいものです。今日も青い空のもと、絞るような最後のメッセージを届け地上に舞い降りた蝉を見ながら「あんたの分まで、おいら今日も元気に生きまっせ...」と声をかけました。

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お疲れ様でした!

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