トムプロジェクト

2019/11/05
【第1275回】

沖縄首里城が炎に包まれ崩れ落ちる姿を見ながら涙が流れてきました...35年前くらいに沖縄に3カ月ばかり滞在し首里城の前に立った時に、琉球王国の歴史を直に感じました。沖縄戦で米軍に焼き尽くされ再建した首里城はキラキラした朱の色が印象的でした。そして今回の火災、辺野古の問題も含めて何故か歴史の節目に沖縄で何かが起こります。今回の火災でいちはやく1億円ものカンパが集まったのは嬉しい限りです。常に日本の犠牲になった沖縄に対する、せめてもの優しさの表れだと思います。沖縄を見捨てるな!何もできない本土の人たちの意思表示にまだまだ、日本人の良心を信じたいと思います。そして、この連休の間に被災地に駆けつける老若男女のボランティアの人たちの姿にも、なんだか未来の明るさを見つけた次第です。この小さな国で、困った人が居たら手を差し伸べようぜ!いつ立場が逆転するか分かりません...だってこの国の政治、行政に頼ってなんとかなりませんこと分かってます。だとすれば、ひとりひとりの善意しかありませんことよ。

まだまだラグビー熱が冷めない日本の繁華街...道行く異国の人たちは皆笑顔、笑顔があれば争いもなし。苦虫を噛み潰したような顔じゃいけませんぜ!どうも笑顔作りが苦手な日本人、こんな時こそ笑顔をじっくり味わってくださいませ。

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今年も我が家に参上

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