トムプロジェクト

2020/07/13
【第1362回】

生きろ!カルガモ...おいらのマンションのカスケードに新しい命が誕生しました。昨日の夕方にはヒナ五羽居たんですが、今朝は四羽に減っていました。そう言えば昨日、親ガモの所に行こうと、カスケードの低いところから上方に居る親ガモ、三匹のヒナの所に行こうと階段をジャンプしようと試みる二羽のヒナを見ました。何度も何度も試みようとするのだが、なかなか駆け上がることが出来ないヒナ。親ガモも分かっているのだが助けようとはしません。来れない奴は生きる資格が無いといわんばかりの態度でした。そのうち、一羽は何とかジャンプに成功したのだが、残りの一羽は力尽きたのか...今朝は四羽しか居なかったので、おそらく命を失ったに違いありません。カスケードの周辺の草木には、蛇、ガマガエルなどなど、上を見上げればカラスが虎視眈々とヒナを狙っています。弱肉強食も含め、自然界の厳しさをあらためて感じさせてくれました。

それに比べれば、今回のウイルスなんてとも思いますが、これは又やっかいなしろものでございます。自然界の掟はシンプルなんですが、ニンゲンが作り上げたシステムは全てが複雑で解決策もこれまたややこしいものでございます。この複雑怪奇なシステムは、利便性と富を求めたニンゲン欲がもたらした結果であることは自明の理。不思議なもんで災害、ウイルスなんてニンゲンが誕生する以前に存在したもんでございます。言わば地球という惑星の大先輩。大先輩に対する畏敬の念が足りなかったのでは...いつの時代にも、登場してレッドカードを出しているのに、いつものことを繰り返すニンゲンという生き物やっぱりアホですな...今日もコロナは東京の問題と国が言い、都知事は国の問題と反論、異常事態にこうやって責任転嫁しあうトップのお二人ほんまにどちらもアホですな...カルガモ親子のシンプルな姿を見ながら改めてそう思った次第でございます。

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エサの取り方勉強中

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