トムプロジェクト

2021/05/19
【第1482回】

昨日、西荻窪のスタジオで今年9月に上演する新作・風間杜夫ひとり芝居「帰ってきたカラオケマン」のチラシポスターの写真撮りをやってきました。72歳になる杜夫ちゃんコロナもどこ吹く風、4月20日に第46回菊田一夫演劇大賞を受賞しました。いやいや、元気溌剌、歴史ある賞の大賞ですからたいしたたまげたもんでございます。常に役者として第一線を走り続け、ことに演劇人としての業績が評価されたんだと思います。昨日の撮影時もカメラに向かう表情がおちゃめで、色気があり、そして風格も自然に醸し出す余裕なんて様を見せられると、ほんまにこの人役者になるためにこの世に生まれてきたんやなと改めて思った次第でございます。1997年に始まった風間杜夫ひとり芝居、今年の新作で9本目となります。こりゃ世界演劇史上ギネスブックに登録されてもおかしくない快挙です。しかもアジア、ヨーロッパ、アメリカと世界を巡演し異国の人たちにも十分喜んでいただきました。

今回の新作は題名の通りカラオケマンこと牛山明が11年ぶりに帰ってくるんです。この11年間何があったのやら、またまたこのコロナ禍のなかで牛山明はどこをさ迷っているやら...興味津々、楽しみな舞台になりそうです。

西荻窪の写真スタジオは東京女子大通りに面しています。通りを歩く学生さんはおしなべて地味な感じがいたします。お嬢様学校で派手な格好は禁じられているのかな...会社の近くにある文化服装学院の人たちの奇抜な服装を見慣れているためからか余計にそう感じました。でも、どんな格好しようが肝心なことは中身ですからね...

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華やかな女子大通り

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