トムプロジェクト

2020/03/02
【第1314回】

いやいや、大変なことになってますね...でも、昨日の東京マラソン、多くの人達が沿道で応援してました。どんな基準でどこまでの規制なのか、まだ判然としないことが多々ありますね。おいらのところは演劇を稼業としています。これから先どうなっていくのか予断を許せない状況の中、ある演劇人がこんなメッセージを発表しました。

感染症の専門家と協議して対策を施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、公演は実施されるべき。ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になる恐れがあり、それは『演劇の死』を意味しかねません。困難な状況でも上演を目指している演劇人について、身勝手な芸術家たちという風評が出回ることを危惧します。公演収入で生計をたてる多くの舞台関係者にも思いをいたしてください。

おいらは基本的に賛成です。観客はマスクを着用し、入場の際は殺菌すれば何とか防げるのではないかと思います、観客が声を発するわけではなく、もし咳をすればハンカチ、腕を当てる。勿論、体調がすぐれない方は入場を遠慮してもらう。これも主催する側が万全であることが前提です。こんな時期だからみんなが疑心暗鬼になるのも分かります...とにかく一刻も早く終息に向かい、みんながいい春を迎えることが出来たらと思っています、車内で咳をした人を巡って喧嘩が勃発するなんて光景をなんとも悲しすぎます。人心が殺伐とした時から世界は滅びていきます。こんな時こそポジティブシンキングでいきませんか皆の衆。

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弥生の善福寺川緑地公園

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