トムプロジェクト

2021/11/29
【第1557回】

先週の週末、アル☆カンパニーの「ポーピー」観てきました。このカンパニーは俳優、平田満、井上加奈子さんご夫婦が15年前に結成したものです。二人ともつかこうへい事務所で知り合い、約半世紀近く一緒に芝居し結婚し新たなカンパニーを創り船を漕ぎだしたんですから、その情熱と気力に拍手を送りたい。一緒に生活しながら劇中でも口角泡を飛ばすシーンなんぞをみてると、生活することと創造することがタッグを組みながら時を経ていく様が目に浮かびます。ともに好きなことを生涯できるなんて何と素晴らしいことではないでしょうか...勿論、楽しいことばかりではありません。でも信頼し愛し合ってる二人が織りなす芝居を観ながら誰もが羨ましいと思ってるんじゃないのかな...

球史に残る日本シリーズ決着がつきました。延長12回表ツーアウトからの決勝点をあげたヤクルトが20年ぶりの日本一になりました。オリックスの若きエース山本由伸の魂の141球が凄かった。打てない打線に腐ることなく一球一球全身全霊キャッチャーミットをめがけて投げ込む姿に野球の素晴らしさが凝縮されてた気がしました。今年の野球界を盛り上げたのは、間違いなく大谷翔平、山本由伸ではなかろうか。

その大谷翔平に国民栄誉賞、この国のトップ何考えてるんだろうね?あなた達より己を良く知りわきまえている翔平さん断るに決まってるじゃん。

明日で11月も終わりっていうのに、又もや新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」が出現、いやいや何が起こっても不思議じゃない世界でございます。

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善福寺川緑地公園

2021/11/26
【第1556回】

今日も変わりゆく樹々のアートに見惚れています...動かぬものを観ていると、観察している方の心身がえも言われぬ動きを引き起こす。時には心震わせたり、凍りつくこともある、その時の己の状況と相まって思わぬドラマが生まれたりもする。そういえば一度書かれた文字だってそのまま動くことはありません。文字を受け取った人の感性でその文字は自由自在に動き出していきます。この世の中、どちらかというと動き(刺激)あるものに興味をそそられ、その動きに乗っかって楽しんでいるような気がします。想像力を養うものの対象は動かないものをしっかりと時間を掛けて観察することから生まれるのではないかと...道にどんと居座っている石なんぞじっと眺めていると、向こうの方から語り掛けてくるような気がします。長い旅を終えた海岸の石ころなんて人生そのものですね。手のひらに乗せると嬉しくなって波瀾万丈の物語を饒舌に語ってくれたりします。

昨日の日本シリーズ第五戦、いやはや凄い試合を見せつけられました。ここ何年で記憶に残る日本シリーズになりましたね。僅少差の投手戦が続いたと思ったら昨日のホームランの応酬、ヤクルトで決まりかなと思いきやオリックスの助っ人の一発で勝ち越し、決着は神戸に持ち越しとなりました。

スポーツの魅力である動きは瞬時にして喜怒哀楽を発散する魅力があります...世界は静と動で成り立っているんですね。

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燃える樹々

2021/11/24
【第1555回】

昨日、トラッシュマスターズの「ガラクタ」を観劇...思えば2011年東日本大震災発生した年に「背水の孤島」を上演し演劇界を震撼させてから10年、今回は原発の産業廃棄物を扱った作品である。この劇団の、現在をテーマに正解を差し出すのではなく様々な意見を提出し観客に思考を促す演劇手法が面白い。しかも人間臭く、時にはドロドロにもなりながらもエンタメとしても成立させる強引さも気持ちがいい。社会派なんてカテゴリーからはみ出しとことんやってやろうじゃないかという心意気がないと演劇なんぞはやってられませんことよ...いつもながらの3時間近くの芝居を平然とやってのける中津留章仁は、あの大きな身体と目ん玉はだてに付けてるんじゃありませんことよ。そして彼の作、演出を信じ台詞を叩きつける役者も相当の覚悟で舞台に立っているんじゃないかしら...

一段と紅葉が進んでいます。日毎に変化するときめきの色の世界に酔いしれることが出来るなんて、やっぱり健康があってのことでございます。色鮮やかな紅葉を車椅子から眺めている老人を見つけました。その表情から、舞い落ちる枯れ葉を浴びながら、これまでの人生を振り返ってるようにも見えました。老いようとも、半身不随になろうとも生きていりゃこそ美しいものに接し喜びに浸ることが出来ってもんでございます。

そして、生きてることに感謝の気持ちがあれば少しでも長生きできますよ皆の衆。

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自然のアート

2021/11/22
【第1554回】

先週の週末はスポーツ三昧でした。勿論テレビでの観戦ですが...土曜日は関東対抗戦ラグビー、明治対帝京の一戦は両チームの力が拮抗していて手に汗を握る激しいゲームでした。大学日本一を9年間続けてきた新興帝京が、古豪明治から3年振りに対抗戦リーグ優勝を奪還しようとする気迫の違いが出たような試合でした、スコアは14対7ではあったがそれ以上の力の差を感じた帝京圧勝の試合でした。野球が終わればいつものようにおいらのシフトはすんなりとラグビーに移行するのだが、今年はオリンピックの関係でまだ野球をやっとります。

土曜日から始まった日本シリーズ、ヤクルトとオリックス、なんと昨年最下位だったこの両チームも力が拮抗していて2日間最後までハラハラ、ドキドキの展開で目が離せなかったな。打撃戦の野球も面白いのだが息詰まる投手戦も見応えがあります。しかも両チーム初戦はオリックス山本由伸(23歳)ヤクルト奥川恭伸(20歳)、これからのプロ野球界を支える二人の投球はしびれました。奥川選手なんてプロまだ2年目ながら、投げる姿の初々しさと度胸の良さにあっぱれをあげたくなりました。山本選手は今やプロナンバーワンの投手ですね。あの自信に溢れた投球術はベテランの域でございます。

昨日の試合のオリックス宮城大弥投手も2年目の20歳、つくづく選手の持って生まれた才能もさることながら、入団したチームの監督、コーチの指導、雰囲気によって開花できるどうかが決まると思いました。これも運ですかね...それにしても、一勝一敗に持ち込んだ昨日のヤクルト高橋奎二投手(24歳)の完封勝利もすごかったな。完投経験ない投手がシリーズでの初完投は55年ぶりというんのだから、何があってもおかしくないのが野球の面白いところでございます。

明日から東京ドームに場所を移して戦い、ここ2年間のソフトバンク対巨人の試合(ともにソフトバンクのストレート勝ちで、巨人は1勝もできない有様でした)に比べ大変楽しみな日本シリーズになったことは確かです。おいらの予想、4勝2敗でオリックスかな?

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昨日の井の頭公園

2021/11/19
【第1553回】

一日の日当100万円。連日メディアに報道されてます国会議員の別給料、通信費などの項目で領収書も提出義務がなく、余れば自分の懐になんてことが長年行われたことに今更騒いでます。維新の議員が正面切って言ったことで慌てて寄付とか、法改正なんてことを言い出す始末。与党も野党も同じ穴のムジナ、呆れ果て開いた口がふさがりません状態。ほんまにこの国の人達はいい加減な政治屋になめられ放題、維新が口火を切ったお手柄政党みたいに言われているけどあんたたちも今まで甘い汁を吸ってたじゃんといいたいんでござんすよ。普通の会社は税務調査で厳しく領収証の提示を求められるし、きっちりと税金を徴収されるのが当たり前です。なのにこの政治屋さんたち、庶民から吸い上げた税金でおまんま食ってるのに上級国民面して非常識な振る舞いを平気で行なってるんでございます。これじゃ、与党も野党もまったくもって信用なりませんわ。ということは、この国には任せられる政治家がいないと同然、一体全体どうしていいやら困ったちゃん状態...深まる紅葉を眺めながら日本の美しさに酔いしれながらも、この国の未来に大いなる不安を感じる今日この頃でございます。

そんな折、今朝アメリカ大リーグより大谷翔平選手の満票でのアメリカンリーグMVP決定のニュースが飛び込んできました。コロナ、政治不信などなど暗いニュースが続いているなかで唯一明るくしてくれたのが大谷選手です。人間性も非の打ちどころなく、この人にこの国を任せる総理になってもらいたいぐらいです。

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より一段と...

2021/11/17
【第1552回】

東京は日一日と冬に向かっている気がします。日毎変化する紅葉の様は飽きることがありませんが、上を向いて歩いてばかりいるとすっ転びそうになるのでご用心。

李琴峰「彼岸花の咲く島」読了。台湾の作家による芥川賞受賞作品です。母国語ではなく、ひらがな、カタカナ、漢字の三種類の文字がある日本語で書き綴り、国そして共同体の在り方を視覚的かつ想像力を喚起させる文体が画期的である。なんだかおとぎ話でも読んでるような感覚にさせるところが面白い。確かに、文学は新しい地平を切り開くにふさわしいジャンルであること確かである。そして先日読み終えた、安西水丸「左上の海」、タイトルだけでもなかなかシュールである。

 

夢の中でとってもきれいな海を見つけたの。わたしのいる、ずっとずっと左上の方にあるの。いつかわたしが酔って言った時の夢の海よりも、もっとずっと上、それも左の方。そこにすごくきれいな海岸を見つけたの。天国なんて言葉恥ずかしいけれど、もしかしたらあの海は天国じゃないかとおもって

 

アルチュール・ランボーの詩、ルネ・マグリットの絵画を連想させる文体である。秋の夜長、ページをめくり作家が生み出した言葉に酔いしれ眠りにつく瞬間はたまらんですばい...

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新宿西口の夕暮

2021/11/15
【第1551回】

先週の週末は「萩咲く頃に」を志木市で、「にんげん日記」を白河市に観に行ってきました。

この二本の芝居に村井國夫さん、音無美紀子さんがそれぞれ出演されてるんですから村井家に感謝です。村井さんは4本、音無さんには3本、これまでトムの作品に出演作があります。この仕事してるとほんとにひょんなことから思わぬ出会いがあるもんですね。村井國夫と言えばミュージカルか翻訳劇、おいらのところは日本人による日本人の芝居以外はやるつもりがなかったので縁がない役者さんだと思っていました。ところが、2009年に上演した「エル・スール~わが心の博多、そして西鉄ライオンズ~」を観劇した村井さんがいたく感激されたとの情報を得て、2012年の新作、東憲司作・演出「満月の人よ」に声掛けしました。なんとこれが村井さん初めての日本人役での舞台であったことにビックリしました。そしてこの舞台で九州の田舎のダメ親父を脱力しきった演技で飄々と表現する村井さんに二度ビックリしました。腕のいい役者は翻訳劇だろうが日本の芝居だろうが関係ないんですね、そりゃそうだ演技には国境はありまっせん。

村井さんからのご縁で、奥様である音無さんもトムの芝居に出演することになりました。東日本大震災から3年目、2014年に創った「萩咲く頃に」は今年で8度目のステージになりました。長年培った音無さんの繊細かつ思い切りのいい演技は芝居を引き締めてくれます。そして何よりも人柄の良さ、あの天性の明るさはドツボに嵌った現場を救う観音様でもあります。

と言うことで、ご夫婦には本当にお世話になっております。村井さんは休む間もなく来月から「芸人と兵隊」の稽古が始まります。そして、いつまでも芝居を愛する人たちに夢とロマンをプレゼントしてくださいね。

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明日のスターを目指して
~新宿南口にて~

2021/11/12
【第1550回】

樹木が色づく秋の佇まいは何となく人生の熟成を思わせます...朝陽を浴び、より一層鮮やかな光彩を放つ葉はまるで舞台に立ちスポットライトを一身に受ける千両役者のようでもあります。自然が織り成す見事な光景を目の当たりにして、おいらは今日も人として恥ずかしくないような立ち振る舞いをしなきゃと思う次第でございます。

瀬戸内寂聴さん99歳で亡くなられました。波瀾万丈の人生でしたが、女性がまだ自由に生きられない時代に己の情と信念を貫き奔放に過ごされた一生は素敵だと思います。中には、エゴを通した淫らで勝手な人生だと批判する方もいるとは思いますが、四角四面で常識にとらわれた思考の中でしか生きていけないなんて、なんてつまらないでしょうとおいらは思います。生きてること自体いろんな矛盾が生じるし、そこは人間でしか持ち得ない想像力を駆使して存分に視界を拡げ何事もチャレンジしないともったいない!何でもありの世界ですから、犯罪と他人への迷惑以外は...あの一本の樹木さえ、一年間で様々な姿を見せてくれているんですから、ましてや移動も可能、思考も自由な人間であるならば変幻自在に人生楽しまなきゃ損しちゃいますよ。

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より一段と...

2021/11/10
【第1549回】

昨日、「萩咲く頃に」の最終稽古に行ってきました。今回は12日の埼玉県志木市民会館パルシティの公開稽古を皮切りに、17日から12月1日まで静岡県の演劇鑑賞会で上演します。昨日の稽古、役者さんの喜怒哀楽が鮮明に表現され、この芝居を公演する意義がより高まったような気がしました。東日本大震災から節目の10年、この時代のスピード感はあの大事故さえ風化の波にさらされています。戦争然り、いつまでも伝えていかなければならないことは、どんな時代になろうとも必要不可欠なことだと思います。この芝居に登場する澤田家の家族5人がそれぞれに抱えてる悲喜こもごもを、役者自身が身の丈に合った表現してる様に感動しました。これが芝居の醍醐味なんですね...震災から10年、そしてこの芝居に関わって7年、一人の人間、そして表現者として過ごした時間が見事に凝縮され、震災に伴う原発の危うさ、葛藤の末にたどり着いた家族の大切さを観客の皆様に届けるんだという強いメッセージを感じました。

この日は、事前に受けたコロナPCRの結果が全員陰性であることが判明し、やっとマスクを外しての最終稽古でした。マスクを外せるという解放感もあってのベストな表現だったかも...マスクをしながらの稽古程辛いことはありません。相手の表情も昨日までの半分からすべて感じ取れるんですから、こんな嬉しいことはありません。変な話ですが、これコロナが教えてくれたことかもしれませんね。いつの世も、自然界からこうやって驕り高ぶる人間に注意勧告を促しているんですね...

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稽古帰りのスカイツリー

2021/11/08
【第1548回】

あちこちで紅葉が始まり、街行く人も冬の訪れの前、暫しの秋の風情を楽しんでいる週末でございました。プロ野球はクライマックスシリーズファーストシリーズがセリーグ、パリーグで行われました。いつも思うのだが、何のために一年間戦ってきたのか?シーズンで1位になったチーム同士が日本一をかけての試合を行えばいいのに、商売優先でこんな制度が出来ちゃいました。まあ、おまけでプレーを観れる楽しみはあるにしても、なんともしっくりこないのも確かである。今年は我がライオンズは42年ぶりの最下位で、勿論出場資格はありません。その代わりというのも変ですが第二ラインズの楽天がロッテと戦いました。昨日の試合なんぞは岸投手と炭谷捕手、そして主力打者浅村が元ライオンズの選手、そして監督も石井、ライオンズの試合を観戦してる感じがしました。お金に糸目をつけずにライオンズの選手を奪っていったこの監督はどうも好きになりません。と言うことで、パリーグのクライマックスはロッテを応援していました。2試合とも接戦でしたが、ロッテの助っ人が見事なホームランでロッテがファイナルステージに進出しました。片やセリーグは巨人が阪神に連勝しました。なんやろね阪神、いいとこまで行くんだけどなかなか優勝できないチームになってしまいました。阪神ファンと言えば熱狂するあまりチームが委縮してるんじゃないかしら?贔屓の引き倒しってことですかね...今年はオリンピックのため、なんと11月までプロ野球を楽しめるのですが、如何せんライオンズは蚊帳の外なので、まあ面白い試合に心がけ、少しでも野球ファンを増やしてくださいませとしか言えないのが残念です。来年の日本ハムの新庄監督も楽しみです、既成のプロ野球をどう変えてくれるのか?それともただ単なるパフォーマンスで終わってしまうのか...そして来年は最下位から優勝と言うシナリオをどう実現するのか、ライオンズ頼みまっせ!

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色づき始めました

2021/11/04
【第1547回】

秋空が続いています...コロナ感染者も少なくなり、多くの人が外出し開放感を味わっている今日この頃です。マスクはワクチンという定義が定着し、いまだに顔の全貌が視えずやはり普通の日常にはまだまだ時間がかかる感は否めません。新宿の居酒屋もそれなりに盛り返してはいるのだが、おいらの年代になると若者が大声で飲食してるところはさすがにひいちゃいますな。懐かしの新宿ゴールデン街も随分ご無沙汰してるのだが、再開してるんだろうね。営業できないことが幸いして懐が温かくなったなんて噂を聞いたりしますがどうなんでしょう?ここまで長引けば、家飲みが定着して客が戻らないのではと心配もしてしまいます。

「にんげん日記」の東京公演が終わると同時に「萩咲く頃に」の稽古が始まりました。この演目は2014年に初演して以来、今回で5回目になります。いい芝居を創れば、あちらこちらから声が掛かり何年もの間上演が出来るということの証明です。そして何よりも同じメンバーが、再演ごとに新作を創り上げる意気込みで作品に新しい命を吹き込んだ賜物ではなかろうか...芝居は生モノで一回限りの表現ですから二度と同じことはできないことは明らかです。その一回性にどれだけ新鮮に向き合えるかが役者の力量、能力だと思います。一行の台詞にどれだけ奥行き、魅力を付加できるか?貪欲な役者こそが生き残っていける世界です。切磋琢磨し、日々発見を試みてる役者の姿に魅せられ今日もお客は劇場に足を運ぶんでございます。

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雲ひとつない秋晴れ

2021/11/01
【第1546回】

「にんげん日記」昨日無事に東京公演の千秋楽を迎えることが出来ました。大丈夫だとは思っていても何が起こるかわからない舞台、ハラハラドキドキの日々ではありましたが見事な芝居を魅せてくれました。笑いあり涙あり、市井の人たちの人生の哀歓が劇場に漂いお客様は十分に堪能した顔で劇場を後にしていました。勿論、全員が納得したなんては思っていませんよ...芝居の受け止め方は人それぞれです。己の生きてきた環境、いまある姿に鑑みて内容を吟味して良し悪しを判断するもので、その評価は千差万別であるのは当然のことです。その辺のあたりが又、芝居の面白いところです。過去の痛いところに触られたり、思想信条に違和感を感じると芝居の中身そのものに疑義が生じたりします。でも、それぐらいの刺激、衝撃があってこその表現です。どの世界にも正解なんぞは存在しません、既成の価値観を脅かしてこそのアートだと思っています。

昨日、選挙の結果が出ました。いつものように半分弱の人が棄権、そしてあまり変わり映えしない人が選ばれ、この国の政治は何年たっても変わらないことをまたも思い知らされた次第です。衆参併せて710人も要るんかい?与野党ともども議員数減らすなんて何十年前から言ってるのに実行しないところから政治不信になっちゃいますがな...かと言って監視の手を緩めると厚かましき政治屋さん、とんでもないことやり放題ですからご用心。いい加減国民が安心して暮らせる政治やらんかい!

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マスキャット