トムプロジェクト

2021/04/02
【第1465回】

散る桜 残る桜も 散る桜...ひらひらと舞い散る桜の最後の舞は本当に美しい。咲かせてくれた自然に対して感謝の気持ちを込めて落ちていく。どんな生き物も誕生したからにはやがて死が訪れる。自然界の掟を、こんな情景であらためて教えてくれるこの季節の桜のなんと潔いことか...これを見せられて、人はどう生きた方が幸せなのか?よーく考えてくださいませ。そんな桜とは違う、大きな幹にこれでもかという執念で咲いている桜を見て、おいらはなんとでも咲いて見せる!という執念と、ひっそりと可愛げに咲かせていただきますというけなげさを同時に思い致す次第でございます。森羅万象、生き物はいろんな姿形を変えて他の生き物にクエスチョンを投げかける。これを受け止める感性、思考、行動がその人の人生を決めるといっても過言ではないと思いますよ。

いやまた、マンボウなる言葉が世の中を騒がせています...おいらなんてこの言葉からマラカスを手にして愉快に踊るマンボチャチャチャ♪を連想しますな。コロナに合わせて一同楽しく踊りましょうなんてことになったら一大事でございます。せいぜい省略しても、まん延防止でしょう。それにしても、次から次言葉を変えて世の中の空気を換えようとしても大衆はもううんざりでございます...それにしても連日にこにこしながら聖火リレーしている画像を見るにつけ何か変だと思わない?これこそが不条理演劇じゃないかしら...

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なにがなんでも...
いや、ひっそりと。

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