トムプロジェクト

2020/02/07
【第1305回】

福岡県行橋市で本日上演する「沖縄世」、昨日、博多に先乗りしました。博多の上空から見る博多の街は何故かほっとします。何年経っても、やはり生まれ育った土地ですからね。この町でおいらの血と骨、そして絶えることのない好奇心を養ってくれたんだなと思います。夜は久しぶりに春吉にある「女とみそ汁」に行きました。この店の前身は「たらふくまんま」たくさんの弟子を育てた菊池さんは7年前59歳の若さで亡くなった。これから円熟の境地に入るその手前だというのに...博多には、彼の店で修行した人達が多くいてそれぞれ店をオープン。菊地さんの意思(遺伝子)を受け継いで頑張っている。この「女とみそ汁」は菊池さんの奥様とお嬢さん夫妻で、先代の大将のやり方を踏襲し、相変わらずの人気店として繁盛している。毎朝、市場で新鮮な食材を買い込み独特の味付けと、風味あふれる器で来客を歓待している。そういえば菊池さんはいつも言ってたな「料理の基本は素材ですよ...」市場に行っての目利きがすべてであると。それには食材の宝庫である博多は格好の地である。博多の人は幸せばい...安くておいしいものがいつでも手にすることができるんだから。

さあ、今日は「沖縄世」行橋公演、いい芝居して頂戴ね!

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今年初めての博多

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