トムプロジェクト

2022/03/18
【第1595回】

コロナ、ウクライナ、そして地震...世界は混迷を深めるばかりだ。ウクライナの今の状態が同じように日本で発生すればという仮定の話のなかで、自分であれば武器を手に侵略に立ち向かっていくのか?命優先で積極的逃避を選択するのか?日本人誰しもが突きつけられる問題なのかも知れない。今の日米安保条約にしたって、米軍関係者が日本国内で事件や事故を起こしても、日本側が十分に捜査できないなどさまざまな問題を抱えた地位協定がある限り有事の際果たしてアメリカは日本を守ってくれるのかどうか?はなはだ懐疑的と言わざるをえない。

それにしてもロシアの国営テレビ「チャンネル1」の夜のニュース番組の生放送中、原稿を読むアナウンサーの後ろで、女性が「戦争反対。戦争止めろ。プロパガンダを信じないで。ここの人たちは皆さんにうそをついている」と書かれたプラカードを掲げた「チャンネル1」の編集者、マリナ・オフシャニコワさんの勇気...二人の子供がいるのだが亡命せず国内で戦争反対を訴え続けるという...あなたにこのような勇気ある行動が出来だろうか?今回のウクライナの出来事、世界の人たちがこれからの国の在り方、幸せの意義、争いのない世界の施策などなど多くの難題を提示しているに違いない。

コロナも来週の21日をもって全都道府県、蔓延防止法が解除される。この2年間いろいろあったのだが今一つ決め手がない様に感じる。これからはウィズコロナで行くしかないのではなかろうか...

一昨日の地震はさすがに目が覚めた。東日本大震災から11年目に又、同じ東北で発生するのだから油断できないということだ。いつだって地震に備えておく必要性を強く感じた。水、食料、電源などなど...そして、やはり地震大国日本での原発は命取りになりかねないことを確信した次第だ。

ささやかでもいい、地道に質素にいまあるすべてに感謝して過ごすことの大切さを教えられる今日この頃である。

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春が来た2

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