トムプロジェクト

2022/05/25
【第1620回】

最近というか、このところ芸能関係者の死に触れるニュースが続いている。いや、芸能関係者ばかりではなく自殺者が増えているという。人の悩みの深さは他人がどれだけ考察してもわかり得ない。死に直面した当事者に対してどんなアドバイスをしてもお互いの意見が交わることはない...いずれにしても人の命はどんなものよりも尊いし重い。この世の中に人間として生まれて来たことが奇跡だと思っている。戦争、天災、事故で無念にも死んでいった人達のことを思えば一層、懸命に生きねばと思うのだが、人間の持つ弱みにつけ込んで死に神は突然やってくる。死に神を前にして、どれだけ「死にたい」と言う気持を持っていても、心の奥底では「生きたい」という気持が頭をもたげしばし両者が激しく綱引きをするに違いない...人生生きていると少なからず、そんな場面に遭遇することは誰しもあるに違いない。そんな時に、生きることが何故正しいのか?これは理屈ではなく先祖代々、おいらをはじめ人類が営々と生き続けてることが証明している。

生きてて良かったという事柄をどれだけ積み重ねることが出来るか、そのために何をしなければならないかと思っていれば自ずからそうは簡単に死に神が近づいてこないはずだ。

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生きていればこそ見れる夕焼け

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