トムプロジェクト

2022/05/02
【第1611回】

神戸芝居カーニバルを30年やっている中島淳さんと本当に久しぶりに逢いました。今年82歳になる中島さん、歳を感じさせない容貌と頑強な身体、尊敬しちゃいます。今やすっかり俳優として有名になった田中眠さんを呼んで浜辺で踊ってもらったり、今は亡きマルセ太郎さんの「スクリーンのない映画館」を世に知らしめたり、ユニークな企画を今尚続けていることに元気を頂きました。おいらも以前、神戸に呼ばれて「中島淳のアジト談義」で話をしに行ったのだが、集まった人たちの顔ぶれになんだか楽しくなり饒舌になった記憶があります。そのあとの飲み会、その後、神戸ゆかりのJAZZライブのお店にも行きご機嫌な神戸の夜を過ごさせていただきました。押しつけでもなく、みんなでおもろいことやりましょか!という雰囲気がここまで永く人の輪を作り保ってきたんだろうなという気がします。やはりリーダーシップになる人の人間性、人を引き付ける魅力、カリスマ性がないと集まり自体は何十年も続かないと思います。ましてや3年目に入ろうとしているコロナ、これは神戸芝居カーニバルにとっても大変な時期だったと話しておられました。経済的な部分も一人で背負うんですから情熱だけではやれるってもんでございません。目の輝きから言っても、まだまだへこたりまへんで!とおいらに激を飛ばしてるようにも見えました。

今日から「無言のまにまに」の稽古が始まります。中島先輩に負けないように、行くところまでいかなあきまへんがな...

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空に躍るや鯉のぼり

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