トムプロジェクト

2023/03/13
【第1728回】

先週の木曜から昨日まで、この国はWBCの話題で盛り上がっています。おいらも全試合TVで見ましたが侍JAPANは強い。栗山監督の勘がズバリと当たりましたね。その大ヒットはラーズ・ヌートバー選手を入れたこと。まだまだアメリカでも未知数の選手であったのだが、走攻守すべてのおいて優れているうえに彼の人間性を見抜いたことが大きい。その彼をトップバッターに持ってきたのがまさしく大ヒット。ファーストストライクから果敢に打っていく積極性が他の選手にも乗り移り連日の大量点に繋がっている。2番バッター近藤が上手くつなぎ、待ってましたの大谷とくりゃ、そりゃ勝ちますがな。村神様は不振だが、そのあとのクールな吉田がこれまた打ちまくるんだから相手の投手はお手上げ状態でございます。それに比してJAPANの投手陣は粒ぞろい、このグループでの全勝は当然の結果かな。今回対戦したチームで好感度を持てたのがチェコ。この国の選手は野球の他にも仕事を抱えながらのプレー。大したもんでございます...佐々木朗希投手の剛速球を足に当てられ七転八倒してた選手が不服そうな顔もせず元気に立ち上がりプレーを続けたシーンは球場全体大きな拍手が送られてました。それに反して、韓国戦で、ヌートバー選手が背中に球を当てられたのに韓国の投手は帽子を取って謝りもせず逆に死球を食らった選手に歩み寄る有様。こんな仁義に外れたことしてるから韓国は一次リーグで敗退も至極当然でござんす。

このあとのヌートバー選手のインタビューがユーモアあふれて笑っちゃいました。背中にボールを当てられたことに対し「丁度、凝ってるところに当たったので良かったです...」このジョークをすんなりと喋れるこの選手こそが一次リーグのMVPでしょうね!

連日の試合の最中、東日本大震災後12年目にあたる3月11日がやってきました。まだ避難している人が居て、故郷に戻ることをあきらめた人が居て、事故に遭った福島第一原子力発電所の行く末もわからず...こんな状態なのに、この国のリーダー、原発の再稼働を追加で目指す方針や次世代原子炉の開発・建設の検討など原発政策を前に進めようとしています。

こんなリーダー、政権、だれが選んだの?野球ばかりに気が行っちゃってると、この国とんでもないことになっちゃいますよ皆の衆。

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もう、こんなに咲いちゃいました
~新宿東南口~

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